製品情報 | 各種カスタムメードいたします。

SECSインターフェース

半導体産業および、関連産業における工場自動化のための
コンピュータ・ソフトウェア製品とサービスを提供いたします。

それぞれの工場の通信ルールに従った環境を構築、
FA(Factory Automation)を実現します。

SECSインターフェース
SECSとは?
S EMI
E quipment [製造装置]
C ommunications [通信]
S tandard [標準]

SEMI-Equipment-Communications-Standard
の略で全世界的に利用されている半導体、液晶製造業界の
通信規格で、半導体・液晶製造装置や検査装置とホスト間
のメッセージ交換に関する通信インタフェースを定義
したものです。

概要

今や世界的水準の工場には、装置と工場ホスト間の直接通信リンクは欠かすことができないものとなっています。
当社では、装置または工場のコントロールシスムにおけるSECSインターフェースの設計・開発・テストを行います。

当社のSECS通信ドライバーは、半導体・液晶の製造装置/検査装置でのSECS通信を実現致します。
SECS通信ドライバーを使用することにより必要な専門知識が限定され、SECSに対応したシステムの開発コストを大幅に削減できます。

SECS説明

SECS通信ドライバー機能

■ユーザー機能

ユーザー機能は、ユーザーが実際使用できる機能です。

データフォーマット定義

各ストリームファンクション情報をファイル(SMLファイル)へ定義します。
この定義ファイルが読み込まれ、ストリームファンクション情報のデータ管理を行うことができます。

ストリームファンクションの各メッセージに含まれる1データの定義方法について説明します。

可変長リストデータ
可変長リストデータフォーマット定義

可変長リストデータは、リスト長を可変で設定可能なリストデータです。
データ種類を『VL 』で記述します。
また、データ名も記述し、データ長は右図のように基準長、最大長を定義する形式となります。

未定義データ
未定義データフォーマット定義

未定義データはデータ種類、データ長を定義せず、どのデータ種類、データ長のデータでも定義可能なデータです。

共有データ
共有データフォーマット定義

共有データは全てのストリームファンクションで共通なデータです。
あるストリームファンクションで定義されたデータを設定すると他のストリームファンクションで定義された同名の共有データも書き換わります。

環境設定

通信設定、各タイムアウト値の設定、ログ出力設定などを行います。
これらの設定値が読み込まれ、設定値に応じた動作を行います。

プログラミング

本ソフトウェアを組み込むアプリケーションに対して、初期化、データ設定・取得、メッセージ送受信などの処理を本ソフトウェア提供関数を使用し、プログラミングを行います。

■通信ドライバー機能

通信ドライバー機能は、SECS通信ドライバーが自動で処理する機能です。

データ管理

定義されたフォーマットファイル(SMLファイル)を初期化時に読み込み、ストリームファンクション情報として管理します。
ストリームファンクション情報には、そのストリームファンクション内の各データが確保され、この確保されたデータを設定し、メッセージ送受信が行われます。

通信・メッセージ管理

TCP/IP通信、HSMS通信の通信状態管理を行い、環境設定により設定された通信条件により、
接続~切断までの流れを自動で制御します。
また、メッセージ送受信の際は処理順番を管理することにより、メッセージ内容の不正、メッセージ送受信順番不正などの問題が起きません。
この機能により、ユーザーは通信状態を細部まで意識することなく、システム設計に専念することができます。

タイマー管理

HSMS通信での各タイムアウトを管理します。
環境設定により設定されたタイムアウト値によりタイムアウトを自動検出し、アプリケーションに対してエラーとして報告されます。

ログ出力

通信内容を詳細にログとしてファイル出力します。
ログは以下の3種類が出力されます。

  • 通信メッセージログ
  • 通信データログ
  • イベントログ

SECS通信ドライバー仕様

■動作環境

対応OS Windows 2000 / XP / Vista
CPU Pentium プロセッサ 600Mhz以上(推奨 800Mhz以上)
その他 Microsoft .NET Framework 2.0以上

SECS通信ドライバーの詳しい内容は、取扱説明書をご覧ください。
SECS通信ドライバーの取扱説明書をPDFファイルでダウンロードできます。

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